とある学者のオフレコ発言w [世の中]

1)大阪空港訴訟事件で最高裁の裁判官がみんな大変だったころ、ほかに違憲判決や判例変更を大法廷で出す余裕などなかった。
だから、「四畳半襖の下張り」判決は、実質的には判例変更なのに、小法廷で行われたのには、そんな事情があった。

2)公選法の違憲性については最高裁の裁判官もよく理解している。
しかし、戸別訪問禁止規定ひとつを取っても、文書配布規制にしても、ひとつ違憲判決を出したら、芋ズル式に違憲判決のオンパレードになる。
だから、公選法違憲判決は出ない(出さない)。

3)省略w

本筋の議論より、脱線発言のほうが記憶に残る。
これは大学時代のゼミの教授の発言と同じw

なお、先生はオフレコとまでは言わなかったが、あえてその名を秘すことにする。

それにしても最高裁の判事さんってのも、大変なんだね。
学生時代に元裁判官の方の講演を聴いた。
15人の裁判官は、当時で、ひとり数百件の事件を担当しているとおっしゃっていた。
いまはどうなんだろうか?

忘れもしない。
私が法律事務所の職員だったころの話。
弁護士に、「なあ高嶋。この事件を上告して。」と言われたことがあった。

「はい。いいっすよ。憲法32条にひっかけて上告状を書けばいいですか?」というと、うん、それでいい、と弁護士。

さらさらっと起案して、弁護士に見せたら、「これで出して」。

はあ? いいの? 一介の司法試験受験生がだなあ、上告状書いちゃって、そんなんで世の中まかり通っちゃうわけ?

出してみた。
オチも想像していた。
見事、そのとおりの筋書きの上告却下の決定が届いた。

どのみち、「時間稼ぎ」の事件。
いかがなものかと思うが、その当時、そんなこと思いもしなかった。
純粋だったんだねwww


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