心理療法の効果に関するよく知られた知見(らしいのだが) [「うつ病」に対する心理療法]

心理療法の効果の要因
心理療法の効果は、本人要因40%、治療関係30%、プラセボ効果15%、技法15%に分けられるという。

この知見によれば、その技法の効果が小さいこと、本人要因、治療関係、プラセボ効果は、いずれも主体としての本人の効果として解釈できることになる。
また、プラセボ効果も本人の認識に含まれるのだから、上記知見では心理療法の効果のうち55%、すなわち、半分以上が本人にかかわる要因で構成されていることになる。

原典にあたったわけでもない孫引き知識。
しかし、この知見は、非常に理解しやすい気がするのだ。

現状での私の処方薬は、アモキサンとレキソタンであり、ごくごく一般的な抗うつ剤と精神安定剤であって、自分の治療には非常に効果があると、患者本人が認識している。

極めて健全な患者としての私としては(笑)、服用量、服用時期を(ほぼ)厳格に守り、極めて模範的な患者として行動している。つまり、治療効果を最大化する役割を本人も担っていることになる。

じっさいのところ、私は認知行動療法等を一切受けていない。

技法の役割部分を、すべて他の要因に振り分けるとして、「思い込み」が強く(プラセボ効果に強く関係するだろう)、もともと「過ぎてしまったことは取り戻せない」、「それならば、過ぎ去った失敗を今後に役立てるほうがずっと建設的だろう」などと、すべて自分に都合良く考える性格の私がいる。

そうだとすれば、的確な投薬がなされているかぎり、治療効果は最大化しないはずはないことになる。

などと、自分を暗示にかけることも、おそらくこの病気の克服に大きな力を与えるに違いない、と思うのだ。

さて、寝る前に、その後の選挙結果と徐々に結果に近づきつつある選挙予測でも見てみるか。
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