台風が一日早く来ていたら？

東京は、今日一日、台風の強い雨と風が吹き荒れた。
この風雨が、昨日の投票日だったら？
それでもなお、投票率は維持されたのだろうか。
大きな変動はなかったとしても、組織で動く候補は「善戦」した可能性は否定できない。

それにしても、小選挙区制の破壊力というのはすさまじい。
世の中が閉塞感に満たされた今年、いかにも小選挙区制らしい選挙結果が生まれた。
おそらく、かつての中選挙区制には戻らないだろう。

現職有利の傾向が強いはずの小選挙区制も、「情動」と「雰囲気」で一気に流れが変わるものだということを新たに知った。
いや、これが全国に起きたという事実のほうを直視すべきなのだろう。

前回のキーワードは、「郵政民営化」。今回は、「政権交代」。
あまりに出来過ぎてはいまいか。
ノセられやすい国民性のことをもっと分析してくれるマスコミは、ないものか？

ところで、どうでもいいが、昨日のテレビを見ていたら、公明党の応援演説に「気合いだ！気合いだ！気合いだ！気合いだ！」のアニマル浜口が登場していた。そういうことだったわけね。