抗うつ薬との訣別 [アモキサンの服用効果・診察日]

今日は久しぶりの診察日。

徐々に減薬をしてきたが、とうとうアモキサン無しとなった。
もちろんレキソタンも。

もっとも、この3週間ほど、抗うつ薬のアモキサンはずっと飲まずにいたのだったが。

精神的にはなんの変化もなし。

私がドクターに、「2種類の『不安』というのがあるとして、ひとつは日常的な、あるいは健康的な不安と、病的な不安だとしますと、病的な不安というのは完全に影を潜めていると思うのです」というと、

ドクター曰く、「なるほど。別の言い方をすれば、コントロールできない不安というものがなくなったということですか?」

「なるほど、そう表現すると分かりやすいですね。」、と私。
3週間、抗うつ薬を飲まなかったことも正直にドクターに伝えた。

その他、何事もポジティブにとらえようとする私の元々の性格というものが元に戻ったのではないか?とドクター。

ポジティブ・シンキングとは、「いい加減」ということに通じるのかw
「いい加減」とは、いい塩梅(案配)。

それに加えて、ある意味で「地獄」というものの蓋を少しだけ開いたことからすれば、また、「精神疾患を経ると精神においても不可逆的な変容が起こる」(要旨)との春日武彦医師の言葉が正しいとすれば、生来のポジティブさの「復活」に加え、人生というものをちょっとだけ突き放して眺める余裕が生まれたのかもしれず。

あるいは、「ままならないのが人生さ」などとうそぶくことができるようになったのは、五木寛之のおかげというべきか。

この身体(からだ)のどこかに備わっている平衡さというか、回復力。
それは両親から受け継いだもの。
まずはそれに感謝してもしきれない。

さらに、家族、友人、知人。そして、酒w
読書を通じた出会いは、底知れないパワーを与えてくれた。
「他力」という考え方、生き方。
免疫というものの考え方。

ありがたい。

次回の診察日は、1カ月先でももうちょっと先でもいいですよ、とドクター。
おそらく、次回でこのクリニックともお別れだろう。

とりあえず1カ月先を予約した。
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