集英社と宝島社の新聞広告 [世の中]

09年12月4日付け朝日新聞朝刊。

5、6、8、10、12、14、20、22、24面に少年ジャンプの全面広告(集英社)。
ワンピース一色。
こんなの初めてみた。すごすぎ。
ほぼ「紙面ジャック」という趣。

読売は見ていないが、産経と日経には載っていなかった。
内容はとりたてて意味あるものとも思えない。
税金対策とはいえw、そこまで儲かってるのか。
コミックというのは、ほんとうに儲かるんだなあ。
国内市場だけじゃないわけだし、テレビアニメ、映画、ゲーム、グッズなどなど。
良い年の瀬を迎えられるのでしょう。集英社の社員の皆様。

かつてケータイの音楽配信で大儲けしたauが、その翌年、売上げ維持拡大のためのさらなる商材としてコミックの配信を考えていたっけ。その後、うまくいっているのかな?
よくまあ、あんな小さな画面でマンガなんか読む気がするなあ、と思うが。

コミックの二次利用の面倒臭さのひとつは、権利関係者の複雑さ。
まあ、それは出版社が二次利用以下デジタルコンテンツ化も含めた利用関係も一元管理するような出版契約書にしてしまえばよいわけで(しかし、ここまでいくと、もはや「出版」契約書ではあるまいにw)。
とはいっても、そこには当事者間の力関係が潜んでいるわけで。

そして、もうひとつの書籍広告にも仰天した。
宝島社のサンヤツ広告。ど真ん中でよく目立つ。
当の書籍のタイトルの上に横書きで「ジリーズ累計64万部!」と書いてある。
ふ〜ん、そういうタイトルの全集でもあるのか? だけど64万部って、いまどきすごいもんだ(実売3割でも20万部弱じゃん)と思って、縦書きのほうをみると「「高速メソッド」シリーズ最新刊」、とある。

こんな誤植、初めて見た。
なんじゃこりゃ?
ありえない!

通常、サンヤツは営業が作って編集担当者が確認するものだろう。
どちらもいい加減なヤツだったのだろう。

宝島社だから、なんでもアリかw
朝から笑わせてもらった。

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